【メルボルン15日AAP】 VIC州クーラルー(Coolaroo)とレイバートン・ノース(Laverton North)にある、ゴミ処理施設SKMリサイクルセンターで、ゴミが処理されず山積みの状態となっている問題で、自治体支援団体のVIC州自治体協会(MAV)は、短期の解決策としてゴミを埋め立て地へ運搬せざるを得ないのではないかと、懸念を示している。
2つのリサイクルセンターは今週、ゴミが処理されず溜まり続けている問題を受け、ゴミ収集の停止を命じられた。MAVのラリオス広報担当は、リサイクルゴミが埋め立て地へ運搬されたという報告は今のところないとする一方、VIC州内のカウンシルはゴミ処理方法について代替案を探る必要があるとの見解を示した。
また、調査で一部の可燃性ゴミが適切に分別されないまま放置されていることが明らかになり、環境保護当局のウィルキンソンCEOは、可燃性のプラスチックゴミから出火した場合、コミュニティや消防局にとって「非常に危険性が高い」と懸念を示している。クーラルーでは2017年8月に大規模な火災が発生している。