【アデレード18日AAP】 先週から続く高齢者ケアに関する王立委員会の審問で、老人ホームの査察は今後時間を問わず行われることがわかった。
ホームの査察は現状、認可失効前3か月以内に行われている。高齢者ケアの質と安全性委員会によると、査察を時間外に延長して行うことが決定した。今後2か月以内に開始する予定だ。ジャネット・アンダーソン委員は18日、「早朝5時や夕方、週末に査察を開始する可能性もある」と述べた。査察の可能性のある時間帯は施設側もかなり警戒している。
査察の事前通告は問題視されてきた。SA州独立汚職取締委員会(ICAC)の報告によると、入居者に対する虐待がわかったオークデン老人ホームでは、査察の際に職員が施設やケアの実態を故意に隠そうとした疑いがある。