政治

NSW政府 保健システムに大幅拠出

【シドニー18日AAP】   NSW州選挙を来月に控え、同州政府は10憶ドル近く拠出して保健システムを大幅に改善させると発表した。

ベレジクリアン州首相は18日、シドニーのライド病院に4憶7,900万ドル、セント・ジョージ病院にも3億8,500万ドルを投じ、病院施設の改善とベッド数を増加させると発表した。また、今後4年間で3,100万ドルを投じて白内障手術1万件を追加で行う方針を明らかにした。看護師や外科医、麻酔医など46人を雇用し、両目の手術の間隔を減らす目的だ。さらに4,500万ドルを小児手術に充て、緊急性のない選択的外科手術の待ち時間をおよそ3か月短縮し、半緊急性手術の待ち時間を半減させる。

州政府は17日にも、看護師や助産師など5,000人の追加雇用を公約したばかり。

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