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カンタス、観光局との事業提携を停止

【シドニー28日AAP】   カンタス航空は、オーストラリア観光局との事業提携を今後は一時停止することを発表した。原因として同航空会社の元CEOで現在、オーストラリア観光局の会長を務めるジェフ・ディクソン氏が、カンタス航空の経営方針に関与しようとしていることを挙げている。

カンタス航空が28日に発表した声明によると、ディクソン氏は同航空会社の経営戦略を変えようとする団体に属し、中近東系のエミレーツ航空とのパートナー事業計画などについて関与しているという。これに関して、「我々の経営方針に関与しようとする人物が会長を務める観光局とは今後事業を共にできない」と述べた。一方で、同航空会社は国内の観光事業に対して引き続き支援を提供していくことを明言している。

ニューズリミテッドによると、カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは27日、ファーガソン連邦観光相に対して。ディクソン氏が会長を務める限りはカンタスは今後一切観光局との事業に参加しないと通達した。

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