【キャンベラ10日AAP】 セルフサービスのパスポートチェックシステムである「SmartGates」が、メルボルン空港で、これまでの2倍の台数が追加導入された。
税関に設置されているSmartGatesは、顔を認識する機能を用いて電子パスポートに保存されているデジタル化されたイメージと旅行者の顔を確認する。機械が問題ないとすれば税関を通過することができ、旅行者の顔とパスポートのデジタルイメージが一致しないと機械が判断すれば、税関員が直接確認をする。
クレア連邦内務相は、SmartGatesの追加導入により、オーストラリア、ニュージーランド及び一部の米国パスポート所持者は、入国審査場で長い行列に並ぶことなくスムーズに通関できると述べた。
また、メルボルン空港国際線出発ターミナルでは、金属製品を感知するボディスキャナーも導入されていて、搭乗客らはスキャナーを通過するだけで良い。