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NAPLANで成績伸び悩み指摘

【キャンベラ18日AAP】   毎年、決まった学年を対象に行われる全国学業テスト「NAPLAN」の今年の試験結果が発表された。しかし2008年以降、成績は全体的に伸び悩んでいることが指摘された。

NAPLANは、3,5,7,9年生を対象に毎年5月に行われる読み書き・計算能力をチェックする全国統一テスト。結果は、各生徒や各年の学年ごとの成績向上状況を確認する目安に使用される。

今年のNAPLANの結果によると、3年生は読書のテストにおいて、93.6%が標準の最低レベルに達していた。5年生の読書テストでは、2008年から比較して向上しているものの、そのほとんどは2008年から2009年の間に確認されたもの。計算能力においては、2008年からのレベルが保たれているものの、成績向上はあまりみられないという。

ギャレット連邦教育相は、「いくつかの分野で改善がみられたものの、まだまだしなければならないことはたくさんある」と述べ、特に、今後は先住民系の学生、また3,7年生の算数・数学に焦点を当てる必要があると語った。

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