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シドニー大みそかの花火、カイリも参加

【シドニー28日AAP】   シドニーの今年の大みそかの花火大会では、人気歌手カイリ・ミノーグさんに敬意を表し、音符をモチーフにした今までに例のない花火のディスプレイが披露される。

ミノーグさんは今年のイベントのクリエーティブ親善大使を務める。今年のテーマ「embrace」をはじめ、カラーデザインやサウンドトラックの選局を自ら担当。28日にはシドニー入りし、ディスプレイの最後の仕上げを開始した。イベントプロデューサーのアナイリン・コフィー氏の話では、ミノーグさんは予想以上に精力的に参加しており、準備に夢中になっている様子だという。

一方、花火の準備も順調で、花火担当ディレクターのフォーチュナノ・フォティー氏は、ミノーグさんの芸能生活25周年を祝し、初めて16分音符のディスプレイを作り上げた。同氏は「ここまで来るのにいろいろ大変だったが、当日夜、予定通りにうまくいくことを祈っている」と述べた。また、見物客らに「今年の花火は今までで一番良かった」と言ってもらえるのを毎年の目標にしていると述べた。

シドニー中西部のホワイトベイに28日、約7トンの花火の打ち上げ装置がはしけに設置された。イベント当日は、シドニー湾の全長6キロにわたる7隻のはしけから、1万1000個ものシェルと2万5000個のコメットが打ち上げられる予定。また、ハーバーブリッジだけでも、全長1キロにわたり合計120か所の打ち上げ地点が設置される。

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