【シドニー1日AAP】 体調不良で入院していたヒラリー・クリントン米国務長官の右耳の裏に血栓があることが確認された。クリントン氏は昨年、一期限りで国務長官の座から退く意向を発表したが、同氏を知る人々は今回のニュースを受け、お見舞いのコメントを発表している。
クリントン氏の主治医によると、同氏の右耳の裏と脳の間に血栓があることが分かり、今後、血液抗凝固剤の投与量などを確定できれば退院できるとした。医師団は、クリントン氏が全快することを確信していると述べた。
カー外相は、クリントン氏に手紙を書こうと思っていたとし、「国務長官が、前任者が訪問していない国々まで訪れていることを知り大変驚いたことがある。彼女はオーストラリアにとって真の外交相手である。早い回復を祈りたい」と述べた。