【キャンベラ1日AAP】 モリソン政権は、5月の選挙を前にチオボ―国防産業相とパイン国防相と、さらに2人の有力議員を失う見通しであることが分かった。チオボ―国防産業相は1日、「何か他のことをすべき時が来た」と述べ、議員を引退する意向を正式に表明した。
一方、パイン国防相は1日、報道陣に対し「潮時というのは自分で分かるものだ」と述べ、26年の議員生活にピリオドを打つのではないかとの見方を否定しなかった。2日にも引退を表明するとみられている。
与党保守連合からは、ジュリー・ビショップ前外相のほか、オドワイヤー雇用・産業相、キーナン社会サービス・デジタル改革相、スカリオン先住民相が、5月の選挙に出馬せず議員を引退することを表明している。