【キャンベラ2日AAP】 スティーブ・チオボ―国防産業相の議員引退を受け、モリソン政権は同相の後任としてリンダ・レイノルズ危機管理相を任命したことから、女性閣僚が過去最高の7人となることが分かった。また、5月の総選挙で連合与党が勝利した場合、同相がパイン国防相の後任となる見通しだ。
モリソン首相は2日、チオボ―国防産業相およびパイン国防相について、続けたいという意思があれば歓迎する姿勢を示した一方、両議員がそれぞれ17年と26年という長年にわたる議員生活にピリオドを打つことに理解を示した。
また、パイン国防相は女性の入閣について「今日の自由党では、能力のある人物であれば入閣できる」として、女性の比率を満たすためではないとの見解を示した。また、引退について、誰かから排除されるより、残るよう求められるうちがいいと説明し、円満な引退であると説明した。