【パース6日AAP】 インドネシアでメタノール入りのカクテルを摂取し意識不明となっていたパース出身の男性が死亡した。
死亡したのはリアム・デイビスさん(19)。デイビスさんは、訪問先のインドネシアのロンボク島で、地元のバーで開かれていた新年のパーティの中でメタノール入りのカクテルを飲んだ後、意識不明となり、WA州パースの病院に搬送されたが、6日、病院側がデイビスさんの死亡を発表した。
メタノール入りカクテルを飲酒して事故につながるケースはここ数年増加している。2011年9月、パース在住のニュージーランド人男性がアルコール度数20~50%の「アラク」を飲み死亡。合法のアルコールであるアラクは不認可の醸造者によって作られるとメタノールが生成される。さらに先月、高校の卒業旅行でバリ島を訪問していたオーストラリア人がメタノール入りカクテルを飲んで失明した。