【シドニー4日AAP】 国内の貧困の撲滅を目指す取り組むコミュニティ組織、Brotherhood of St Laurenceが行った調査から、24歳以下の若者の失業率は他世代の3倍近いことがわかった。
30年近く続く経済成長にも関わらず、若者の失業率は2000年度初頭と変わらない。15~24歳のおよそ9人に1人が仕事に就けないでいる。地方ではさらに状況は厳しい。QLD州アウトバックでは若者の4人に1人以上が無職であり、NSW州北部沿岸部コフスハーバーでは若者の失業率は20%以上だ。NSW州ニューイングランド地方およびリベリナ地方、VIC州ベンディゴおよびシェパートン、パース北西部も若者の失業率が平均を上回る。
15歳以上の全国の失業率は5.1%。