【シドニー5日AAP】 シドニーのNRL選手が、相手の女性の同意なしで性行為を撮影・配信したとして起訴された。
シドニー西部のペンリス・パンサーズでプレーするタイロン・メイ被告は5日、自ら警察に出頭した。先週末、2人の女性との性行為がソーシャルメディアで配信された。女性2人の家族や友人がこれに気づき、2人は警察に通報した。撮影されていることを知らず、動画の配信にも同意していないという。メイ被告は、同意なしで性行為を撮影・配信した罪それぞれ2件で起訴された。
ブレット・マクファデン刑事局長は、「問題の映像を共有する誰もが、罪の責任を負う可能性がある」と警告する。NSW州の報復ポルノ法のもと、違反者には最大3年の懲役と罰金1万1,000ドルが科せられる。さらに、画像の削除を拒む場合は懲役2年と罰金5,500ドルがそれぞれ追加される。
メイ被告の逮捕に先立って4日、パンサーズは、2人の選手が関与する別のわいせつ動画がソーシャルメディアに投稿されたと認識していた。