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鉄棒が頭に刺さった少年が重体

【シドニー14日AAP】   シドニー北部フォレストビルで11日午後11時半ごろ、約50人が参加のパーティ会場でゲートクラッシャー(パーティを台無しにすることを楽しみとする集団)が乱闘を始め、その1人が放った鉄棒がパーティに出席していた少年の頭部に突き刺さった。少年は現在も危篤状態。

ゲートクラッシャーのグループの1人は乱闘が始まった後、パーティ会場の家の裏に回った際に建築用材を発見。これらを人だかりに向かって投げ始めたが、そのうちの鉄棒が、パーティに参加していたリアム・ナイト君の頭部に突き刺さった。鉄棒はリアム君を救急搬送する前に現場で一部切断され、搬送先の病院で除去手術が行われた。リアム君には生命維持装置がつけられている。

リアム君の兄弟はテレビのインタビューで、「彼の言う冗談や笑顔が早く見たい。早く良くなって欲しい」と述べた。警察では、12日の段階で容疑者を特定しているものの現在までにその居場所が確認できていないとした。

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