【メルボルン6日AAP】 学生ビザでメルボルンに滞在するインド国籍の男が、税制度を悪用したとして刑期に服している。
コンピューター・ネットワーキングを学ぶタルン・リキ(31)は、国内に滞在するインド人留学生らの学生ビザ情報を不法に入手し、金銭的利益を得る目的で学生らの名前でタックスファイル番号を取得後、偽のタックスリターンを申請した。
リキ受刑者は2013年7月に2万2,180ドル、さらに2014年10月から2015年10月にかけて11万7,540ドルを不法に得ようとしたとして、懲役2年3か月の判決を受けた。得られたタックスリターンは兄弟や知り合いの銀行口座に振り込まれ、その後リキの口座に送金された。市民からの情報、国税局(ATO)、連邦警察、国境警備局および公訴局長の捜査を経て犯罪が明らかになった。