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シドニーで史上最高気温、熱射病が多発

【シドニー18日AAP】   18日、シドニーでは気温が45.8度まで上昇し、記録が始まって以来の最高値に達した。この酷暑の影響で熱射病が多発し、輸送機関の混乱や道路の溶解などが発生した。

同日午後2時55分、シドニーのオブザバトリーヒルの観測所で45.8度に達し、これまでの最高気温であった1939年1月14日の45.3度を塗り替えた。また、NSW州で最も暑かったのはシドニー西部のペンリスで、46.5度を記録した。午後7時15分現在、シドニーのCBDでは33度まで下降したが、ペンリスでは依然40度以上。

州救急サービス局の発表によると、酷暑の影響で93人が日射病にかかった。また、133人が失神、37人がおう吐のため治療を受けたという。

シドニーのエンターテイメント・センター近くでは、モノレールから発生した火花が樹木や草に点火し、火災が起こった。一方、ホームブッシュで開催中の「ビッグ・デイ・アウト」音楽祭では、200人が脱水症状のため治療を受けた。

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