【シドニー3日AAP】 NSW州の土地・環境裁判所は3日、アリアンツ・スタジアムの建て替えについて、NSW州政府が適正な手続きを踏んでいないとする、コミュニティー・グループからの訴えを退けたことが分かった。同グループは訴えにより、スタジアムの建て替えを阻止することを目指していた。
コミュニティー・グループの「ローカル・デモクラシー・マターズ(Local Democracy Matters)とウェイバーリー・カウンシル(Waverley Council)は、NSW州政府による建て替えを阻止するため、それぞれ個別に訴訟を起こしていた。
訴えに対し、土地・環境裁判所のニコラ・ペイン裁判官は、政府は建て替え案について、必要とされる検討期間とともに、優れた建設案を提示しているとの見解を示し、適正な手続きを踏んでいないとする訴えを退けた。