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TVホストの母乳発言で100人抗議

【シドニー21日AAP】   セブンネットワークの朝の人気番組「サンライズ」で、番組ホストのデービッド・コシュが母乳を公共の場で与えることに関して述べたコメントについて、21日、およそ100人の女性が抗議のために集まった。

これは、番組の中で、QLD州の女性が公共プールで母乳を与えることを認められなかったというニュースが伝えられた時に、コシュが「母乳を公共の場で与えることに関しては、女性にもうちょっと“上品”であって欲しいと思う」と述べたことについて、母乳育児をする女性らが反発したもの。

この日の集会のリーダーであるエイミー・エイハーンさんは「女性に対して慎ましやかであることを求めるようなコメントだ」とコシュに直接抗議。コシュは、「気分を害したのであれば謝罪するが、母乳を公共の場で与えるのなら慎重にして欲しい」として、元々のコメントを撤回する意志がないと述べた。

コシュはその後、今回の騒動と、以前に米ポップスターのジャスティン・ビーバーのことについて批判的なコメントをした際に、子どものようなファンから「血の海で溺れてしまえ」と言われたことに触れた。「母乳に関して、考えが古いと言われるかも知れないが、周囲に配慮するのは当然のこと」とコシュは述べた。

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