【タムワース21日】 毎年恒例のカントリーミュージックの祭典、「タムワース・カントリー・ミュージック・フェスティバル」が、今年もNSW州西部タムワースで、18日から27日までの日程で開催されている。
祭典主催者によると、通常、期間中の来場者は5万人前後だが、2年前はこれが3万5000人と伸び悩んだ。昨年は5万5000人にまで回復したが、今年も同様の来場者数が期待されているという。タムワースのマレー市長は、「市民が一丸となって祭典を盛り上げることが成功の秘訣だと信じているが、今年は既にその効果が現れている」と自信たっぷりに話した。
この祭典の起源は、1973年、カントリーミュージック協会とタムワース市役所が、ラジオ局の支援の元、第一回を催した。以後、オーストラリア・デー(1月26日)がある週末をまたいで10日間開催されている。祭典がタムワース市とその周辺地域にもたらす経済効果は3000万~5000万ドルといわれている。