【ブリスベン22日AAP】 21日、QLD州北部に今シーズン最初のサイクロンである「オズワルド」が直撃した。けが人は現在までに確認されていないが、今後、被害状況の詳しい確認が行われる。
サイクロン・オズワルドは同州のポーンプラーとコワニャマの間の沿岸部を横断。風速は最高時速100キロにも達した。地域安全省では、一部で電線が切れ停電被害が出ているとした。22日午前6時現在、カーペンタリア湾近くのドゥーマッジーとケープヨーク半島ポーンプラーウは、道路が遮断され孤立状態となっている。ナプラヌンでは25人が避難所となったタウンホールで一夜を明かした。
気象庁によると、サイクロンは今後、引き続き内陸へと向かい、23日には南へと進行方角を変えるとみられている。ケープヨーク半島では強風・豪雨などの警報が出されている。