【キャンベラ22日AAP】 米国のオバマ大統領は21日、第2期目の就任演説に臨み、気候変動問題と同性愛者に関する問題に対応していくことを強調した。ギラード連邦首相は、「すばらしい演説だった」と賞賛した。
ギラード首相はキャンベラで22日、レポーターに対し、「誰もがオバマ大統領に大きな期待をしている。世界経済強化のために米国と協力していく。また気候変動問題についてはわが国同様、真摯な姿勢で取り組んでいくことを明言されていた」と述べた。
またオバマ大統領は、「同性愛者が法の下でいかなる人とも平等に扱われる日が来るまでは問題解決に取り組んでいく」と述べ、同性愛者の婚姻に関する法改正を示唆するコメントを演説に盛り込んだ。これについて同性愛者間の結婚に反対しているギラード首相は、コメントを避けた。