【バンコク24日AAP】 タイのリゾート地プーケット島で、ドイツ人の観光客2人が流れ弾で負傷した発砲事件で、オーストラリア人の男2人(33、26)が殺人未遂の罪で拘束された。
事件は、1万豪ドルのバイクの購入をめぐって、男らがデンマーク人の男と口論になったことが発端とみられる。和解のために、22日、双方が出廷を予定していたものの、デンマーク人が法廷に姿を見せなかったという。
地元の報道局が伝えるところによると、プーケットでタトゥースタジオを営むオーストラリア人の男1人、ジョン・コーエン容疑者は、デンマーク人が自分を脅そうと男の集団を自宅に行かせたため、身の安全が心配になり、「先手を打つことにした」と警察に話しているという。
デンマーク人がパトンビーチ付近のホテルを出たのを目撃された後、発砲が発生し、ドイツ人の観光客2人が流れ弾で負傷したという。タイ警察の高官は、この発砲が観光地の中で行われたとし、法律で定められた最大の刑罰が課せられるべきだとしている。