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蚊で感染の疾患ウイルスに注意を TAS

【ホバート8日AAP】  TAS州東部沿岸地域で、蚊に刺されて感染する衰弱性疾患ウイルスとみられる症例が2件報告されたことから、同州の保健当局は注意を呼びかけている。当局は同時に、バーマ森林ウイルス(Barmah Forest virus)の感染が疑われる例が3件あることも明らかにしている。

 

TAS州の公衆衛生サービスのホーウェス氏は、バーマ森林ウイルスについて「TAS州で感染例が報告される初めてのケースとなるかもしれない」と述べ、同州でこのウイルスが発見されるのは極めて珍しいとの見解を示した。

 

保健当局はタスマニア東部沿岸地域の住人に対し、蚊に刺された場合、体調の変化に注意を払うよう呼び掛けている。バーマ森林ウイルスは、関節痛、疲労感、頭痛、筋肉痛などの症状が数か月続くなどロスリバーウイルス(Ross River virus)と症状が似ているが、ロスリバーウイルスより症状は軽いという。

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