【シドニー9日AAP】 オーストラリア銃規制機関(GCA)は、NSW州では登録されている銃器の数が100万丁を超え、その中でシドニー在住の3人が850丁以上の銃器を所持していることが新データで明らかになったと発表した。
GCAによると、収集家や販売業者ではないにも関わらず、個人の保有数70丁を超える所有者が100名いることも明らかになっており、イーストガーデンズ在住者が305丁、モスマンとノースシドニー在住の2人が265丁以上の銃器を所有しているという。
同州で所有されている100万7786丁の銃器のうち、多くが猟銃や散弾銃だという。
GCAは、NSW州の銃規制法は国家銃器協定を11回違反していると指摘し、同州の個人ライセンス保持者23万7000人に対して、特別な理由や純粋な収集家でない限りは、銃器保持の数を2丁までに制限したいと述べた。