【ブリスベン27日AAP】 トルネードが多発しているQLD州では27日、6番目のトルネードがバンダバーグ地域を襲った。気象庁の予報では、夜にかけてブリスベンなどでさらなるトルネードが発生する恐れがあるという。
熱帯性サイクロン「オズワルド」から派生し、5日前にケープヨーク半島に到着した低気圧は、引き続き同州で猛威を振るっている。低気圧はグラッドストン上空で約48時間とどまっており、同地区では大洪水が発生する恐れから、約400戸の住宅に避難勧告が発令された。
気象庁の発表では、現在、QLD州中央部からNSW州との境界線にかけて悪天候が予報されており、警報が発令されている。また、低気圧が南下するにつれ、サンシャインコースト、ブリスベン、ゴールドコーストなどでトルネードの活動が継続する可能性も高いという。