【キャンベラ31日AAP】 日本の調査捕鯨団の監視船、「第2昭南丸」は、南極海にあるオーストラリアの排他的経済水域(EEZ)に侵入したことで、連邦政府を困らせた。
バーク環境相は31日に出した声明で、同船がTAS州を約1,400キロ離れたマッコーリー島付近にあるオーストラリアのEEZに侵入したことを、連邦政府が確認したと発表した。また、「オーストラリア政府は、一度ならず日本政府に調査捕鯨団に関わった船舶がオーストラリアのEEZおよび領海では歓迎されないことを明確にしてきたが、今回、東京の在日オーストラリア大使館を通して、この姿勢を改めて日本政府に直接表明した」と述べた。