【メルボルン2日AAP】 連邦政府のエバンス高等教育相とロクソン法務長官が辞職することになった。2大臣の突然の辞職を受け、ギラード政権にとっては、内閣の一大再編成が早急の課題となる。
フェアファックス・メディア社が伝えるところによると、クリス・エバンス高等教育・技術・科学研究相は同職とともに、上院での政府側リーダーの地位からも退くという。
同相の辞職が報道された数時間後、今度はニューズ・リミテッド系各紙で、ニコラ・ロクソン法務長官が2日に辞職すると伝えられた。その後任にはメルボルンの元法廷弁護士で、現在は気候変動担当のマーク・ドレフュス政務次官が就くという説が有力だ。ロクソン氏は当分議員職にとどまるが、ギラード首相が2日前に発表したばかりの9月14日の選挙の時期に政界を退くとみられている。