【ブリスベン5日AAP】 先週の洪水で最も大きな被害が出たとされるQLD州バンダバーグで、一部の住民に帰宅許可が出された。
バンダバーグ地方庁は5日午後6時、バンダバーグ北部への進入禁止規制を解除。今後、ボランティアらは数百戸が水に浸かった同地域の清掃活動に入る。バンダバーグ市長は、水道が作動し、建物の破損が大きくない家屋であれば帰宅を認めるとしたが、現在も停電が続いていて復旧の目処は経っていない。さらに市長は、復旧活動が夜も継続的に行われることで騒音が予想されており、また大型車の出入りが激しくなることから、夜は家にいるよう呼びかけた。
今回の洪水では、QLD州中央部で避難所が設けられている。家屋へのダメージに関して、全壊は49戸、重度の損壊は391戸、860戸以上が中度の損壊でこちらは修復可能とみられている。