【アデレード8日AAP】 毎日のように、被害者に対応している出会い系サイト詐欺の波を受けて、SA州警察では、州民に対し、求婚者になりそうな者への送金を慎重に考えるよう、警戒を呼びかけている。
ハッチンズ警部補によると、出会い系サイトの詐欺師は、被害者から金や贈り物、個人情報などを騙し取るために、その同情心を起こさせることにより、警戒心を解くといった戦略を利用する傾向がある。
詐欺の一件では、2011人にスカイプ上で男との連絡のやりとりを行った女性(48)が、2年にわたりほぼ50万ドルを騙し取られたという。しかし、同警部補は、「このような事件に関して、残念ながら、容疑者の確保は困難になり、管轄問題もあるため、騙し取られた金を取り戻せる可能性は非常に低い」と述べた。