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飛込み指導で全身まひ 罰金15万ドル

【メルボルン14日AAP】  VIC州バララット(Ballarat)のスイミングスクール「スイム・アンド・サバイバル・アカデミー」で2016年11月、プールに飛び込んだ12歳の少女が頭を強く打ち、全身まひとなる重傷を負った事故で、地方裁判所はスイミングスクールの経営者に対し、15万ドルの罰金支払いを命じたことが分かった。

 

ミリー・イェオマンさんは当時、他の子どもたちとレッスンを受けていたが、プールへ飛び込んだ際、身長が高く体重も平均より重かったミリーさんは頭部をプールの底に打ち付け、脊髄を損傷する重傷を負った。スクール経営者のロブ・デ・コート氏とジュリー・デ・コート氏は裁判所へ提出した文書で、後悔と自責の念を感じていると述べた。

 

地方裁判所のラカバ裁判官は、小学6年生では危険について完全に理解出来ないとして、子どもを守る実行可能なすべての措置がとられるべきだったと説明。罰金が“相当額”となったことについては、スイミングスクールにおける安全の重要性を明確に伝えるには適当との見解を示した。

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