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ローマ法王が退位 「歴史的な出来事」

【シドニー11日AAP】   ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、枢機卿会議において、今月28日を期して退位すると表明した。ローマ法王が自ら退位を申し出ることはまさに600年ぶりのことであり、ギラード連邦首相も「歴史的な出来事」としている。

ローマ法王は退位の原因について、高齢のため法王としての業務を遂行することができなくなったとしている。このニュースに関してギラード首相は、「国内のカトリック教会及び信者は驚いていることであろう。法王は就任時に“真摯な姿勢で任務を遂行したい”と言っていたが、まさに退位時にもそれを果たしたといえる」と語った。

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