【キャンベラ15日AAP】 連邦政府のモリソン首相は15日午後、ニュージーランド(NZ)・クライストチャーチのモスクで起きた銃乱射事件について、「戦慄する」と述べた。銃の乱射は2か所のモスクで同時に発生し、複数の死者が出ているもよう。事件に関与したとして身柄を拘束されたのは男3人と女1人。このうち一人の男はオーストラリア出身であることが分かっている。
モリソン首相は事件発生後、「事件の詳しい状況は明らかになっていないが、いとこのような存在のNZ国民の皆さんにお悔やみ申し上げたい」とツイート。最大野党のショーテン労働党党首も同様に、「NZの兄弟姉妹とともに、深く心を痛めている」とツイートした。
連邦政府の外務省広報担当者はウェリントンにある公館に、事件に巻き込まれたオーストラリア人がいないか早急に情報収集を行うよう、要請したことを明らかにした。