【メルボルン13日AAP】 VIC州の高山帯にあるマウント・ホッサム地区で13日、重大な山火事の消火活動に当たっていた消防士2人が死亡した。
死亡したのは、同州の持続性・環境省(DSE)に雇用されていた30代の男性と10代の女性。警察によると、同日午後3時35分ごろ、2人が乗っていた緊急車両に木が倒れかかったところ、死亡したという。緊急サービスの関係者が現場に駆け付けようとしたが、危険な状態のため、引き返しを余儀なくされ、8時10分ごろに現場にたどり着いた。
事故について、オーストラリア労働組合(AWU)の関係者は、「DSEの消防士が想像力の限界に達するほどの恐ろしい状態で、都市から離れた低木林地で任務にとりかかり、VIC州への貢献が認められることは少ない。しかし、今回、亡くなった2人は、英雄として人々の記憶に残るだろう」と述べた。