【シドニー14日AAP】 ここ12カ月、殺そ剤入りの缶がNSW州とQLD州の海岸に漂着している問題で、NSW州中北部海岸のフォースター地区で14日、タンカリー・ビーチで発見した殺そ剤入りの缶を、中身を知らずに持ち帰った男性が入院している。
男性は同日午後、自宅で缶を開けたとたん、有毒ガスの臭いが立ち込めたため、緊急サービスを呼んだという。その後、危険物による事故と定められ、男性が容態観察のため、病院に搬送された。
今月初めに、同州では、殺そ剤入りの缶が南部海岸のベートマンズ・ベイとシドニー北部のビーチでも発見されている。