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豪州南極海領海でクジラに銛を打ち込む

【シドニー15日AAP】   反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)は、日本の調査捕鯨団がオーストラリアの南極海の領海で大きなミンククジラに銛を打ち込んだと発表した。

SSによると、調査捕鯨団の第二日新丸が15日午後6時直前、オーストラリア南極領土のデービス基地を約92キロ離れた、オーストラリアの南極海の領海内の海域でこのクジラに銛を打ち込んだ。SSは、クジラが鯨工船に水揚げされると、ほかのクジラの捕獲が進められると懸念しているとし、クジラの水揚げを妨害している。

SSの発表を受けて、野党の環境広報担当のグレグ・ハント氏は同日夕方、「クジラがオーストラリアの領海内で捕獲された主張は、非常に気がかりだ」と述べた。

 

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