文化・芸能

M・ニュートン「僕は別人」TVで語る

【シドニー17日AAP】   複数の暴力事件を起こし、精神的な問題を抱え、現在米国で生活する俳優、マシュー・ニュートン(36)がナイン・ネットワークの番組の中で、過去の事件を後悔し前向きに生活をしていることを明らかにした。

ニュートンはインタビュー番組の中で、過去にガールフレンドなどに暴力をふるった件について、「暴力は許されることではない」と反省のコメントをし、現在は、精神病の薬に依存せずに治療を続けていることを強調。「過去のような行動を起こさないためにできる限りのことを現在している」とニュートン。さらに、将来については、米国やオーストラリアで俳優業を復活させることに意欲を示し、「今後は、人々の手本となり仕事でも成功を収め、またいつか家庭も持ちたい」と話した。

オーストラリアTV界の大御所、バート・ニュートンを父に持つマシュー・ニュートンは、2007年に当時の恋人だった女優、ブルック・サッチウェルに対する暴力、また2010年にはフィアンセだった同じく女優のレイチェル・テイラーにイタリアのホテル・ロビーで暴力をふるい起訴された。さらに2011年、シドニーでタクシー運転手に対しても暴力行為を行い起訴された。

今回のインタビューの中でニュートンは、これまでに精神病に関する診断を受けたことはないとしているが、過去に起こした暴力事件では、躁(そう)うつ病などの精神病を理由に無罪を主張していた。

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