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2歳男児、窓から13メートル下に落下

【シドニー25日AAP】   シドニー北西部イーストウッドで25日午前9時半ごろ、2歳男児が窓の網戸を突き破り、13メートル下の地上に叩きつけられた。頭部損傷の重体で現在も病院で治療を受けている。

男児の母親が地上で倒れている男児を発見した際、意識がもうろうとしていたという。医療的に昏睡状態とされた男児はシドニー西部ウエストメッドにある小児病院に搬送された。脳内出血の可能性も懸念されている。

今回の事故を受けてオーストラリア医療協会(NSW)のオウラー会長は声明を発表し、「これまでにも児童の落下事故に関しては州政府と共に注意を呼びかけてきた。窓の開放範囲を制限する法規制など、何らかの法改正が必要」と述べた。

オウラー会長によると、ニューヨークでは1970年代に同様の法改正があり、それ以降、窓からの落下事故が96%も減少したという。「対策を取らない限り、児童をけがや死から守ることができない」と同会長。

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