【キャンベラ 27日 AAP】 ベビーブーム世代(日本の団塊の世代)の4分の3は自分自身を老いているとは認識してなく、彼らはこの人生の期間を豊かな「ライフスタイル・ステージ」だとしている。
デジタルメディア会社Mi9による世論調査で、50〜69歳の年齢層が、国の富の40パーセントを保有していることが明らかになった。しかも、この世代は何も活動していないというわけではないようだ。
回答者のほぼ4分の3は、新しいブランドを受け入れられるとし、週に平均21時間、インターネットを利用し、ソーシャルメディアも活発に使い(42パーセント)、オンライン・ショッピングも楽しんでいる(25パーセント)。しかし、94パーセントは、広告主によるアプローチを嫌っているようだ。
「ベビーブーム世代の彼らが、活動的ではないと決めつけないでください」と、調査を主導したMi9のギャビ・スタッブズは述べ、「彼らは人生の最も輝かしい時期にいるのです。これまで、伝統的に50代以上に付けられた足かせから自由になり、まさに彼らは重要で、精神的に前向きなのです」「一部の消費者が倹約する間、この新しい「ライフスタイル・ステージ」が、新しい顧客を引きつけるブランドの本当の機会を提供してくれるでしょう」と、語った。
ベビーブーム世代の家庭の平均的な資産は、100万ドル以上。退職時期が遅れることで、この世代の所得収入はこれまで以上に高くなっていて、もちろん持ち家の所有率も高い。
3分の2は両親が彼らの年齢の頃と比べて、ずっと自分たちの方が若々しいと感じている。また、41パーセントは、子どもへの遺産を使いたいという願望があるとしている。