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「同性愛者への差別根絶を」福祉団体

【シドニー2日AAP】   第35回マルディグラ・パレードが2日夜に開催される。その準備が進行するなか、オーストラリア社会福祉協議会(ACOSS)は連邦政府に対し、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の人々に対する法的差別への対処を強化するよう要請した。

同協議会のカッサンドラ・ゴールディー会長は、「今日(LGBTIへの)支持が広まっているのは疑いなく、社会保障、税制、老齢年金の分野で主要な改革が行われてきた」と述べた。しかし、「性的認識に関係なく結婚する人権の否定や、親としての認識や既存のものに代わるジェンダー認識に対する一貫性のない取り組み方が原因で、各種権利が否定されている」と批判した。

シドニーで2日夜開催のマルディグラ・パレードは、今年35回目を迎える。約1万人がパレードに参加する予定。

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