【シドニー2日AAP】 オーストラリアで最も愛され信頼されていたテレビリポーターのひとり、ピーター・ハーベイ氏が2日、すい臓がんのため死去した。享年68歳。
ハーベイ氏は37年間、ナイン・ネットワークでリポーターとして活躍したことで有名。1964年に出身地のシドニーで、ザ・デイリー・テレグラフの見習い社員として活動を開始し、20歳でウォークリー賞を受賞。その後、ニューズウィークやガーディアンで働き、1975年にナイン・ネットワークに入社した。
同氏の死去の知らせを受け、歴代首相らや報道関係者、一般市民から数々の追悼の言葉が寄せられた。そのなかには政治評論家のローリー・オークス氏や、テレビキャスターのレイ・マーチン氏もおり、同氏の才能と業績をたたえた。