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カンタス機、空調故障で引き返し

【シドニー4日AAP】   カンタス航空の旅客機が、空調設備が正常に作動せず機内の気温が上昇し、離陸空港へ引き返えすという出来事があった。

この便は、4日、シドニー空港を離陸したロード・ハウ島行きQF2260便。乗客30人が搭乗していた。同航空会社のスポークスウーマンは、機内の気温がどれだけ上昇していたかは公開していないが、「元の空港に引き返さなければならない」程度であったと表現した。

同機は午後1時47分、シドニー空港に着陸。空港では要請を受け医療スタッフが待機。乗客2人が病院に搬送され、残りの乗員・乗客が熱性ストレスの可能性などで、空港で治療を受けた。カンタス航空では今回の件について、空調設備の技術的問題によるものとしている。

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