【シドニー6日AAP】 狩猟動物理事会(GC)の最高経営責任者代理、グレッグ・マックファーランド氏が違法狩猟や不法侵入、動物虐待を行った容疑で警察の捜査を受けているとして、NSW州のオーファレル州首相が外来動物の狩猟を国立公園で許可する計画を保留した問題で、狩猟免許の所持者が酒気を帯び、麻薬と違法な武器を所持したまま、公有の土地で狩猟をしていた事件が発生したことを示すGCの議事録が、同州の緑の党に暴露された。
世間に隠されてきたとされているこの事件の一件では、狩猟免許の所持者の男は、酒気帯びで運転をしながら、助手席に乗っていたもう1人が、サプレッサーが違法に搭載された半自動式の武器で自動車から発砲していたという。
これをめぐり、同党のシューブリッジ議員は、「GCが長年にわたり、公的安全に対する重大な侵害が発生しなかったことをふまえ、同州の狩猟者は安全性を配慮おり、州民がアマチュアの狩猟免許所持者を恐怖する根拠もないと主張してきたが、この議事録は、飲酒や麻薬、銃器の文化を暴露し、発展しつつある銃器および狩猟のサブカルチャーがいかに危険かを示すものだ」と述べた。