【メルボルン6日AAP】 暴走族の幹部が銃撃で負傷した事件を受けて、VIC州警察では、暴走族の間で暴力的な紛争が増大する恐れがあるとし、暴走族に対する取り締まりを強化している。
暴走族「バンディドス」の幹部の男が先週、メルボルン圏メルトンにあるクラブハウスが銃弾30発以上を浴びた銃撃で腕を負傷したが、警察では、これにより、「バンディドス」と「ヘルズ・エンジェルス」の間で起きている紛争が、一般人も巻き込まれる暴力に飛び火すると懸念している。
その予防措置の一環として、捜査員は6日朝、4人を逮捕したほか、銃器と盗難車、盗難されたジェットスキー2台を押収し、メルボルン圏ウィットルシーの住宅で麻薬の水耕栽培システムも発見したという。