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若者による対人犯罪6,855件と急増 VIC

【メルボルン21日AAP】  VIC州では昨年、15歳~19歳の若者による対人犯罪が6,855件と急増したことが、犯罪統計当局による最新の報告書で明らかになった。対人犯罪には、殺人、暴行、性犯罪、誘拐、盗難、恐喝、ストーキング、危険行為などが含まれる。

 

VIC州警察のパットン副警視総監によると、麻薬取引や銃が絡む犯罪が増加した一方、盗難は減少しているという。麻薬犯罪は前年比9.6%増の3,014件、銃や爆発物の絡む犯罪も9.3%増の9,522件に上った。さらに規則違反は8.5%増の6万1,964件、家庭内犯罪は5.7%増の7万9,348件といずれも増加した。

 

パットン副警視総監は、パトロールを行う警官が増えたことも、若者の逮捕者増加につながったと説明。また、VIC州全体における犯罪総数は昨年51万2,594件となり、前年比1.7%増となっている。

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