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豪2月の失業率4.9% 8年ぶりの低水準

【キャンベラ21日AAP】  豪政府統計局(ABS)によると、国内の今年2月の失業率は4.9%と、2011年以来で初めて5%を下回ったことが分かった。ただ、雇用市場では新しく創出された雇用件数は4,600件と、過去6か月の平均増加数4万8,000件を大幅に下回っている。

 

連邦政府のオドワイヤー雇用相は、ABSによる最新の統計について「失業率が5%台でなく4%台となったことは素晴らしい」と述べた。ただ、野党労働党のショーテン党首は、多くの人が短期雇用やカジュアル雇用のため、低い賃金上昇率に苦しんでいるとして、見出しの数字に惑わされるべきでないとの考えを示した。

 

ABSによると、フルタイム雇用者数は前月比7,300人減となったが、パートタイム雇用者が1万1,900人増加したことが、失業率の改善につながったとしている。過去4か月でフルタイム雇用者が減少したのはこれで3度目となる。

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