【パース10日AAP】 9日に開催されたWA州選挙で、現政権の自由党の圧勝が確実となった。これを受けてバーネット州首相は、倫理的で道義的な現政権に対する州民の支持の表れであり、労働党は「鼻につく」証しだと勝利宣言をした。
11日にも明らかになる選挙結果では、自由党と国民党の連立政権が州下院で40議席も獲得すると予想されている。この地滑り的な勝利に、名家出身の自由党員らも驚きを隠せないようだ。
労働党のマガウアン州代表が敗北宣言をした直後、自由党のバーネット州首相が勝利宣言の祝賀会に登場すると、何百人もの観衆から「あともう4年!」という掛け声がわいた。州首相は選挙結果について、「州経済と州民の利益のために意思決定が必要だという(州民からの)メッセージだと思う」と述べた。また、自由党が単独で絶対多数の議席を獲得する見込みにもかかわらず、国民党との連立政権を続行するつもりだとした。