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FBパスワードずさん管理 心配なら変更を

【シドニー22日AAP】  ソーシャル・ネット―ワーク・サイト(SNS)の大手フェイスブックは22日、何年にもわたり同社社員が、利用者数千人のパスワードを判読可能な形で保管していたことを明らかにした。専門家は影響を心配する利用者に対し、パスワードを変更するようアドバイスしている。

 

フェイスブックの発表を受け、オーストラリアの情報保護当局は、情報漏えいなどを懸念する利用者はパスワードを変更するよう促している。ただ、ゴールドコーストに本拠を置くセキュリティ研究家のトロイ・ハント氏は、「フェイスブックにとって、大きな問題となる可能性は低いだろう」と述べた。

 

フェイスブックはデータが流出したり不正に利用された証拠を示すものはないと説明。インスタグラムの利用者を含め、影響を受けたとみられる利用者には通知して注意を呼びかけるとしている。特に、通信環境の良くない途上国で利用されている簡易型SNS「フェイスブック・ライト」の利用者に大きな影響が出たもようだ。

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