【シドニー24日AAP】 国内の個人情報を守る目的で、グーグルやフェイスブックなどオンライン企業がプライバシー法に違反した際の罰金が大幅に引き上げられる。
プライバシー法改正案の下、オンライン企業が深刻または繰り返し違反した場合、罰金は現行の210万ドルから1,000万ドルに引き上げられる。あるいは、情報の誤用により得られた利益の3倍相当、または年間国内売上高の10%のいずれか高い額が罰金に適用される。また、小規模のデータ流出違反で改善に協力しない場合、企業は6万3,000ドル、個人は1万2,600ドルの罰金が科せられる可能性がある。
ポーター法務長官は「企業が個人情報を適切に扱うよう、罰金やインセンティブを強化する必要がある」と述べた。
連邦政府は26日、ブリスベンでソーシャルメディア企業の幹部らと暴力犯罪の映像投稿について議論する。