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シドニーで17万戸の新住宅計画

【シドニー16日AAP】   NSW州のオファレル首相は16日、シドニー全域で17万1000戸の住宅を新築し、9万人近くの雇用を生み出す計画を発表した。

同日、州北西部のボックスヒルで行われた発表によると、州政府は新しい郊外住宅地区の建設と既存住宅地区の再開発を計画中だ。シドニーでは今後20年で人口が130万人増加すると推測されているなど、いくつかの重大な問題を抱えているが、州政府は再開発が問題解決につながることを期待している。

再開発の大部分は、ノースウェスト鉄道路線計画に関係しており、8つの鉄道駅の新設をはじめ、ラウスヒル南西部にビジネスパークや産業団地のほか、数万戸の住宅を建設する予定。また、シドニー南西部のレピントンとオーストラルでも大規模な開発を計画しており、2万人の雇用創出と1万3000戸の住宅建設を予定している。

州首相の発表では、再開発は20年をかけて実施されるが、その第一弾として2014年までの住宅新築を目指しているという。

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