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セントパトリックデー シドニーが緑に

【シドニー17日AAP】   3月17日はアイルランド伝統の祝日である「セントパトリック・デー」。シドニー市内では、アイルランド系の人々による毎年恒例のパレードが行われ、参加者らはアイルランドを象徴する緑色の伝統衣装をまとい、楽しい一時を過ごした。

パレードは、シドニー市内タウンホールからエリザベスストリート、ハイドパークにわたるもので、アイルランド出身者やその家族などが参加。シドニーで開催されるセントパトリック・デーのパレードは南半球最大で、毎年約6万人が参加。パレードの後、参加者らは市内に点在するアイリッシュ・パブで同国の有名な「ギネス」ビールを飲んでお祭りを楽しむ。

シドニー西部グレーステーンズ在住で、アイルランドで育ったというマーガレットさんはこの日、家族で母国のお祭りを楽しもうとハイドパークにやってきた。マーガレットさんはこれまで、母国のアイルランド、ニューヨークそしてシドニーでセントパトリック・デーを祝ったという。「パレードは本当に素晴らしいわ。雰囲気もとても素敵。私の子はパレードで友達が踊るところを観たの」と話した。

セントパトリックはアイルランドにキリスト教を広めた聖人で、3月17日はその命日。アイルランドでは祝祭日とされている。

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